【https://github.com/gaj-cg/ray-mmd-docs-ja/wiki - ray-mmd 日本語ドキュメント】-自分はray-mmdを使う時は基本的にこのドキュメントを参考にさせて頂いています。このドキュメントは有志の方がray-mmdの使い方をまとめている物でとても参考になりますし全てここに書いてあると言っても過言ではないのですが編集中のページだからかLighting,Fog,Main,Extensionの4ページが用意されていないので (2019/7/10現在)それに関係する情報を簡単にこのページにまとめてみました。
" ray-mmd fog "でGoogle検索してもFog関係の解説が無いのが寂しくて作ったページです。備忘録としての役割が強いですが共有するので興味があって検索する人が見つけてくれると嬉しいです…。多分Ray-MMD1.5.2フォルダを同時に見ながらじゃないと用語多すぎて無理かも…

Lighting

ライティングを覚える事によって動画の演出の自由度は広がりますがあくまでSkyboxやマテリアルの使い方を理解した前提、プラスアルファの部分なのでRay-mmdの使い方を理解できたという自信がある方向けの項目です。他の項目に不安がある人は【ray-mmd 日本語ドキュメント_フォルダの説明】このページを読むことから始めてみよう。あと単純にライトを読み込む前にSkyboxの項目でなんとかなる事が多いです

ライトにはどんなものがあるのかという人向けに簡単に 出典:github.com/ray-cast/ray-mmd/wiki/

左からDirectionalLight、RectangleLight / LED、SphereLight、PointLight

左からSpotLight、SpotLightIES / PointLightIES、DiskLight、TubeLight


個別の解説の前にまずはLightingフォルダの使い方、説明から。
ray-mmd1.5.2の"Lighting"フォルダにはMMDに読み込む10種類の.pmxとそれぞれのフォルダが入っており基本的にライトのMMEにそれぞれのライトフォルダの中の"Default(Ambient/LED/GIF/IBL)"フォルダに入っている.fxを割り当てますが
"...lightning....fx"はMMEのLightMapタブに、"...fog....fx"はMMEのFogMapタブに割り当てます。
これさえ知っていれば後は色々触ってどのライトでどんな事ができるか覚えましょう。

とはいっても項目が多いのでそれぞれのライトでできる事/できない事を簡単な説明とともに表にしました。
※用語の説明は結構意訳的な部分が多いです


"画像クリックでシートに飛べます"


[Ambient] 参考:twitter.com
"Default Ambient"フォルダ内の.fxをLightMapに割り当てるとできる、光を当てた場所に反射やハイライトを入らないライトにする.fx。暗い場所を違和感無く明るくしたり複数の光源を読み込む時などに使うと良い※DirectionalLightのみはDefaultAmbientフォルダが無くDefaultフォルダ内にあります

[Shadow]
それぞれのフォルダ内に入っている ...with_shadow_low / ...with_shadow_medium / ...with_shadow_high / ...with_shadow_very_high が末端に付いた.fx。割り当てると光(またはfog)がモデルに当たった時にその先にあるモデルに光を当てなくなる。影が増えるというよりは光がモデルに当たったら止まるようになるという感じ。逆にいうと ...with_shadow... が付いていない初期ライトはお構いなしに明るくしてしまうので注意

[Fog]
fogを読み込んでいる場合ライトの出した光の場所に光の筋を作る.fx 。ライトのFogMapに割り当てればいわゆるGodray表現をする事ができる。MiePhaseとMieDensityという専用のパラメータもあるが、それ以外のパラメータでも表現が変化するうえにカメラの角度や位置によってGodrayが表示されたりされなかったりするので注意。VolumetricFogとDiskLightによるGodray表現

[IES] 参考:unrealengine.com
簡単にいうと照明器具の反射面、電球の形状、レンズ効果による光の歪みを表示したライト。舞台に使うような真っ直ぐなスポットライトよりも家にあるライトに近い表現ができる。光の形に少し歪みがあるだけで基本的にSpotLightだと思ってくれていいです。PointLightIESもSpotLightに。

[LED] 参考:twitter.com
AVIの映像や画面の映像を表示させる事ができるライトで、光源自体はRectangleLightと同じ。テレビ画面やパソコン画面等の映像が表示されている画面などに割り当てると良いかも。LED光源に映像を表示させるためには"Extension"フォルダのDummyScreen.xを読み込みMMD左上の背景(B)をON・モードにしましょう。背景AVIを読み込んでモードを変更すれば任意の映像を表示させることもできます。映像を表示させるだけならば好きなモデルのマテリアルを"material_screen"に設定すれば良いのですがその映像を光源として利用できるのがLEDです。


RectangleLight_GIFとSphereLight_IBLの情報等ございましたら教えてもらえると嬉しいです
右はRectengleLightGIFのTexturesフォルダに初期で入っているGIF画像

Fog

Fogを使うとリアルに近い遠近感や煙、空気の表現が可能になります。Fogの付いたライトと同時に使う事で雰囲気も変わります。注意項目としてはFogを読み込んだ場合、モデル編集モードだとほとんど表示されないので必ずカメラモードで確認できるようにしましょう。それでも表示されない場合がありますがその場合はモデル表示順を少しいじると表示される事があります。
Fogのフォルダには AtmosphericFog / GroundFog / VolumetricCube / VolumetricSphere の4種類が用意されています:


[AtmosphericFog]
読み込むだけで画面、MMD全体に広がるFog。他の3つのFogと違いAtmosphericFogのみ.fxファイルが複数用意されている。よく分からないけどFogを使いたいという時はとりあえずこれを読み込むと遠近感(というか遠くの色あせ)が出るので遠くまで広がっているステージの場合はこれをつっこむとそれなりに雰囲気が出ます。AtmosphericFogのフォルダ内にある ...with godray....fxファイルをFogMapに割り当てるとMMD内の照明(日光)の光にGodrayを適用させることができる。追加ライトによるGodrayよりも自然な光になるのでオススメ。

左がFog無し、右がAtmosphericFogを読み込みRangeとDensity値を変更した画像。遠くに行くほど彩度と明度が下がり遠近感がはっきりとする

ここまで違いがはっきりする事は珍しいですが有り無しで結構空気感が変わります。摩天楼ステージnicovideo.jp

[GroundFog]
読み込むと地面の周辺にのみ表示されるFog。パラメータで色や高さの調節ができる。ビームマンP作のSoftSmoke的な使い方だと考えてもらうと分かりやすいかも。

[Volumetric Cube / Volumetric Sphere]
この2つは他のFogと違い読み込むだけで全体には適用されず、最初は足元に小さく表示されるだけで部屋に合わせて大きさを変える必要があります。ちなみに丸か四角なだけで基本的に同じ。限定的な空間のみに割り当てる事ができるのが特徴。

左からライト無し、ライトあり、Fogありの画像。閉鎖された部屋のほこりっぽい表現にも良いかも
倉庫ステージseiga.nicovideo.jp

その他Tips

※用語まみれ
・FogやLightのShadowをVery_highにした物を複数読み込むとそれなりにスペックを食うのでPCが耐えられないと感じたらShadowをLowに下げたりするとなんとかなることがある。
・Extensionフォルダに入っているFXAAやSMAAはアンチエイリアスを切るのと同時(ray.xを読み込む前)に入れないと反映されない
・Extensionフォルダに入っているSpectrumフォルダの2Din3Dの波形エフェクトはController自体に描写されるのでSpectrum_ToolsのRun.exeに.wavファイルを読み込んで出てきた.pngをTexturesファイルに入れて名前をfft.pngに変えたらControllerを読み込めば描写される。
Q.そもそもExtensionフォルダの中身空っぽなんですけど
A.今はMikuMikuShaders という名前で別の場所で配布されているみたいです【https://github.com/MikuMikuShaders】
参考:twitter.com

・SkyboxのTime_of_dayは設定するとFogがSkyboxに内蔵されるので扱いやすい第二のAtmosphericfogとして使う事ができる。Sun系のパラメータも描写が左右されるのでできることが広がるしEnvLightMapやMain、MaterialMapをオフにすれば他のSkyboxとも干渉しない。ぶっちゃけ一番使いやすい。みんなにはないしょだよ。
・Bokeh(ray-mmdのDOFエフェクト)はONにしてray-controllerのMesureModeパラメータを右まで引っ張るとray.xアクセサリにピントを合わせるようになる
・瞳や顔のSSAOMapを0にしたりするのが割と忘れられやすいのでご注意
・あとはだいたいマテリアルの.fx変更でなんとかする。ていうかマテリアルが一番できることも覚える事も多い。
・もう一度言いますがFogやLight以外の項目については全部【ray-mmd 日本語ドキュメント】に乗っているのでray-mmd使う人は絶対見てくれよな!

・その他質問、修正等があればコメント欄や【twitter】にでも

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コメント数 5

I have been searching for something like this, Thank you so much for the useful information, I truly am thankful!

I was feeling a little uneasy, but I'm so happy now that I can see a comment like this. I must Sorry about it's wrote in Japanese, but thanks for your comment!

おおお。これからrayを倒そうかな、と思ったタイミングで解説が出るとはありがてぇありがてぇ。
ドキュメントの方も参考にさせて頂きます! (* ̄▽ ̄)

ドキュメントに書いてないページの事を簡単にまとめただけだから基本はドキュメント見てね!!ありがとう!!!がんばって!!!!

丁寧でわかりやすい解説ありがとうございます。大変助かりました。
参考にさせていただきます。